表面処理加工

アルマイト処理

国内での外観部品量産が可能

東陽理化学研究所では、アルミ外観部品の量産対応を国内で行っています。大手パソコンメーカーの外装部品をはじめ、数多くの外観部品の生産実績を誇ります。カラーアルマイト処理によって多彩な色を表現でき、耐候性、光沢、輝度感など、図面では表現しきれない重要な要素にも対応可能です。さらに、ブラスト処理やヘアライン処理などの前処理によって、アルミ表面の意匠性が大きく変わります。


当社には「表面処理のプロ」が多数在籍しており、複合工程を一括管理することで、安定した品質の外観部品の供給を実現しています。特に、黒以外のカラーアルマイトの量産、ロットごとの色のバラつき、アルマイト工程における不良品の発生など、アルマイト処理に関するお悩みをお持ちのお客様は、ぜひ東陽理化学研究所にご相談ください。表面処理の専門知識と技術力で、最適なソリューションをご提案いたします。

こんなお悩みを解決します。

解決事例

事例1 アルマイト不良の悩み

お客様

お客様

アルマイト後に不具合が発生!
アルマイト前には見えなくて、どの工程が悪いかわからない・・・

弊社

弊社

加工とアルマイトを1社で対応します!加工時の管理を徹底することで、アルマイト不良を減らすことができます!

当社アルマイト処理の強み:
不具合の徹底分析と品質向上

アルマイト処理は外観部品の最終工程として非常に重要であり、表面処理後に現れる外観不具合を可能な限り減らすことが求められます。当社では、アルマイト後に発生する不具合を徹底的に分析し、改善に努めています。特に、アルマイト処理前に見えない欠陥が、処理後に現れることが多いため、前後の工程間の緊密な連携が不可欠です。
外観部品の豊富な実績を持つ東陽理化学研究所では、アルマイト前の外観検査と管理を徹底し、工程全体の歩留まり向上を実現しています。この取り組みによって、製品の安定した品質と高い仕上がりをお客様に提供できるのです。

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事例2 発注時の悩み

お客様

お客様

アルマイト処理もある機械加工品やプレス品で手配や管理が面倒で・・・

弊社

弊社

表面処理は自社ラインで対応します!
まとめて1社に依頼できるから手間が省けます!

当社アルマイト処理の強み:
複合工程を一括管理

東陽理化学研究所では、アルマイト処理設備に加えて、ブラスト処理、ヘアライン仕上げ、プレス加工などの前工程をすべて一つの工場内で対応可能です。この複合工程を一括管理することで、色調整や光沢、さらには曲面の表面処理も細部まで徹底して管理し、お客様のニーズに応える高品質な製品を提供しています。複雑な要求にも迅速かつ確実に対応し、一歩先を行く品質を実現するのが、当社の強みです。

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アルマイト処理設備

事例3 カラーアルマイトの悩み

お客様

お客様

カラーアルマイトでロット数が2,000個、3,000個と多く、
好みの色を作ってくれる業者がない・・・

弊社

弊社

大ロットでも専用色を作成します!

当社アルマイト処理の強み:
豊富なカラーバリエーションと専用色対応

アルマイト処理では、様々な色を表現することが可能ですが、専用色を作成するにはそれぞれの色に対応した染色槽が必要です。また、大ロットのカラーアルマイト処理には、大型の設備が欠かせません。東陽理化学研究所は大型のカラーアルマイトラインを保有しており、お客様のご要望に応じた専用色の作成にも柔軟に対応いたします。「希望の色が再現できない」「アルマイト品が色あせて困っている」といったお悩みも、当社の経験と技術で解決いたします。ぜひご相談ください。

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カラーサンプル
協力:奥野製薬工業株式会社様
カラーアルマイト用染料

アルマイト処理

表面処理を行うことでアルマイトの持つ本来の特性を発揮させます。

アルマイト
アルマイト
アルマイト
アルマイト

特徴

アルマイト処理は酸の溶液中でアルミニウムに+電圧を加えて電解し、数μm~数十μmの陽極酸化皮膜を成長させます。こうすることで表面を傷を付きにくくし、耐食性を向上。その後、化学研磨やエッチング、染色等で意匠性の高い表面を作り出すこともできます。

効果 染色による外観向上、耐食性向上

当社で可能なアルマイト処理

  • 化学研磨染色アルマイト
  • 二色染色アルマイト
  • 接着、接合等の下地処理用アルマイト
  • 結晶模様アルマイト(特殊な処理で結晶粒を粗大化した材料を使用)

用途例

IT機器筐体、照明器具反射板、建材、器物、機械部品、スポーツ用品、装飾品、その他

アルマイト処理設備

アルマイト処理設備

全自動染色アルマイトライン(カメラ筐体サイズ対応)
1ライン

アルマイト処理設備

全自動染色アルマイトライン(パソコン筐体サイズ対応)
2ライン

カラーサンプル

東陽理化学研究所では豊富なカラーバリエーションから色を選定し、お客様の希望に合ったカラーアルマイトを実現します。
カラーアルマイトでは耐光性や色の安定性など、量産をする際に気を付けるべき点が多くあります。
東陽理化学研究所なら豊富な経験から、トラブルの少ない染料を選定し量産をすることが出来ます。

カラーサンプル

協力:奥野製薬工業株式会社様
カラーアルマイト用染料

アルマイト処理可能サイズ

サイズ
H900×W3100×D1000 無色
H900×W1400×D1000 染色

カラーアルマイト

カラーアルマイト

表面処理によって耐食性を向上させることに加え、発色技術によって意匠性の高い製品へと仕上げます。

2色アルマイト(ダブルアルマイト)

2色アルマイト(ダブルアルマイト)

アルマイト処理中を行い、製品に着色させるカラーアルマイト。
当社では2つのカラーを着色させ、デザイン性に優れた製品をご提供できます。

白アルマイト

白アルマイト

白アルマイトは無色アルマイトとも呼ばれており、最も普及しているアルマイトです。
アルミニウムの表面を陽極酸化し、厚くて強い皮膜を生成することで、アルミニウムの耐食性や耐摩耗性を向上させます。

黒アルマイト

黒アルマイト

黒アルマイトは黒い染料を使用することで、アルミニウム表面に黒い皮膜を作る処理です。
東陽理化学研究所では、常に黒染料を大型量産ラインに準備しております。大ロットや急ぎの黒アルマイトもご相談ください。

硬質アルマイト処理

表面処理を行うことでアルマイトの持つ本来の特性を発揮させます。

特徴

低温の酸溶液中でアルマイト処理を行います。非常に硬くて耐摩耗性のある10μm~100μm程度の厚い酸化皮膜を表面に成長させる方法です。皮膜の硬度はアルミニウムの材種により異なります。耐摩耗性を要求される摺動部品等に最適です。

効果 耐摩耗性上昇

用途例

機械部品摺動面、ローラー、歯車、電気絶縁皮膜、赤外線放射アルマイト、ゴルフヘッドなど